老眼で眼精疲労悪化、白内障や乱視になりやすい【名古屋中区栄の眼精疲労解消】

5月 17, 2023 1月 10, 2024

ストレッチアイ

白内障や緑内障、加齢性黄斑変性などと同じで加齢により出てくる目の症状で老眼があります。

老眼は眼精疲労とも深く関係しているので老眼の人、老眼の初期症状が出てきている人は特に注意が必要です。

目が疲れる

目がかすむ

頭痛・肩こり

薄暗いところで見えにくい

細かい文字が読みにくい

これらの症状は老眼の初期症状である為、該当する場合は目をよりケアをする必要があります。

老眼と眼精疲労の関係性

老眼の症状が出ている人は普通の人よりも眼精疲労を感じやすいのが特徴です。

目の重だるさや目の乾き、視力の低下などの症状が出やすくなります。

これは老眼の人は毛様体筋により負担がかかってしまうことが挙げられます。

老眼とは目のレンズの役割を果たしている水晶体が硬くなってくる症状です。

目のピントをわせる機能は、毛様体筋を収縮させたり弛緩させたりして水晶体の厚さを調節することによってピントを合わせています。

老眼により水晶体が硬く、弾力性がなくなってしまうとピントを合わせるために水晶体の厚さを上手く調節出来ず、毛様体筋にかなりの負荷がかかってしまいます。

眼精疲労はこの毛様体筋の疲れ、長時間の収縮も原因の一つである為、老眼の人は眼精疲労の症状が出やすいのです。

老眼は加齢により誰もがなる目の病気

老眼は年齢を重ねていけば誰でもなる症状です。

老眼とは目の病気ではなく、年齢によって誰にでも訪れる目の変化なのです。

特に40代になると老眼の初期症状を感じる方が多くいます。

今まで視力などは良く、眼精疲労など全く目に問題はなかったのに急に目の見えずらさ、ピントの合わせづらさが出てきた場合は老眼による目の症状である可能性が高いです。

老眼は進行性であり、40代、50代、60代くらいまで進行していきます。

人間誰しも老いには逆らえないように、老眼もまた決して逆らうことの出来ない年齢による目の症状であり、老眼と上手く付き合っていくことが眼精疲労の症状の改善や予防にも大切です。

まずは老眼は通常よりも目に負担をかけやすい状態であることを理解して、目のケアをしっかりと行うことです。

目を酷使、負担がかかる作業をしたらしっかりと休息をとる、連続して作業することを避けることが大切です。

また毛様体筋の調節機能を改善する、血行の改善を行う目薬をするなども有効です。（ビタミンB₁₂やビタミンE、ネオスチグミンメチル硫酸塩などが特に有効）

また日常の生活の中でアントシアニン、アスタキサンチン、ルテイン、ビタミンC、ビタミンEなどの眼精疲労、老眼の進行の予防に効果的な栄養素を積極的に取っていくのも大切です。

⬇︎眼精疲労に効果がある栄養素と多く含まれている食品

老眼により白内障や乱視に繋がる

老眼が進行していくと乱視や白内障などの目の症状が出てくる可能性が高まります。

老眼の進行とともに水晶体が濁ってくる加齢性白内障が最も多いです。

★白内障による濁りの種類

・皮質白内障

目の周辺、皮質部分からくさび状に濁り始める。濁った部分と透明な部分が混在して光の量がうまく調節できず乱反射を起こす

・核白内障

水晶体の中心部が均一に硬くなってくることにより、近視が年々強くなる

・後嚢下白内障

水晶体の中心部から濁り始める。光のハレーションが起こりやすく眩しさを感じやすい

水晶体の中心部に濁りが出てきてしまった場合は視界のぼやけ、ものが二重に見える、眩しいところで見えにくいなどの症状が現れてきます。

白内障はメガネなどの矯正グッズ、目薬などの点眼薬による治療から始まり、重度になると外科手術を行うことになります。

また白内障になることで乱視の症状が出る場合が多いです。

老眼になってきたらしっかりと目のケアを行わないと白内障、乱視などの様々な目の症状が現れてきて快適な日常生活を送るのが困難になってきます。

老眼はレンズで矯正して症状を軽快、解消する

老眼の初期症状が現れ始めたらレンズなどで矯正をするのが一般的です。

しかし老眼鏡などの矯正グッズを使用したからと言って老眼の進行が止まることはありません。

症状の進行具合に応じて眼科医に相談をして適切な矯正を行うことがストレスなく、自分の老眼、そして発症する確率が高まる白内障と向き合っていくポイントです。

★白内障の初期兆候

・視界に霞がかかっている

・光を眩しく感じる、光源の周りに輪が見える

・急に視力が低下した

・メガネを作り替えたけど視力が強制された実感がない

・老眼鏡を使用してもモノが見えにくい【文字など】

⬇︎メガネとコンタクトレンズの眼精疲労への影響

老眼になったら特に目のケア、眼精疲労にケアを

老眼によりピントを合わせる機能を持つ毛様体筋に負荷がかかりやすくなります。

しかし、老眼の場合は毛様体筋に負担がかかることによってさらに見えなくなってきてより毛様体筋に負担がかかるという悪循環に陥ります。

眼精疲労などの症状が出やすいので、目の疲れ、毛様体筋の緊張の緩和、目の血流の改善はとても大事です。

毛様体筋は眼動脈の枝分かれである毛様体動脈により滋養されているので眼動脈の血流量、血流を改善することで毛様体筋にかかる負荷を減らすことが出来ます。

毛様体筋は動眼神経の副交感神経成分によっても調節をされているので身体が過度な交感神経優位の状態であると毛様体筋に負担をかけやすくなってしまします。

しっかりとリラックスする、副交感神経優位の状態を日常で作ることも大切です。

紫外線は目にダメージを与え白内障の原因に

また紫外線の影響により老眼や白内障になる確率が上がるというデータもあります。

ある研究によると紫外線が多い地域の人の方が紫外線の少ない地域の人に比べて老眼や白内障になる確率が上がるという報告もあります。

太陽光に含まれる紫外線は光の中でもとても強いエネルギーを持った光であり、日焼け、しみ、シワ、皮膚癌などの原因にもなります。

紫外線の影響を受けやすい器官の一つが目であり、白内障や角膜炎、網膜剥離、黄斑変性症を起こす原因になります。

紫外線からのダメージを軽減する働きが目には備わっており、影響を受けやすい網膜の黄斑部にはルテインなどの物質により紫外線の活性酸素から目を守ってくレます。

ルテインを積極的に摂取したり、外出時はサングラスなどを装着して紫外線から目を守ることにより、老眼、白内障、角膜症、網膜剥離などのの発症の予防をすることが出来ます。

目のストレッチ、目をしっかりと温めることでも目にかかっている負担をリフレッシュすることが出来ます。

老眼や白内障の予防に効果的なビタミン類

加齢と共に進行してくる老眼と、それに伴い発症の確率が大きく上がってくる白内障。

白内障の水晶体の濁りは不飽和脂肪酸が酸化してできる過酸化脂質も原因の一つです。

過酸化脂質は目の老化を進行させるだけでなく、動脈硬化、それに伴う心筋梗塞など重大な疾患につながる可能性があります。

これらの目の老化を防ぐために積極的に毎日の食事でとっていきたいのがビタミンE、ビタミンC、ビタミンB2などの栄養素です。

・ビタミンE

毛細血管を拡張させ、筋肉の緊張をほぐす作用があることにより目のピントを合わせる機能のある毛様体筋をしなやかにして水晶体を正常に保つ。

ビタミンE自らが酸化されることによって過酸化脂質が増えるのを防ぐ。

・ビタミンC

ビタミンCの作用により目の酸化を防ぐ。

・ビタミンB2

過酸化脂質ができるのを防ぎ、分離をする作用により目の老化を防ぐ。